闇金の借金で口座凍結!今すぐやるべくことは?弁護士に相談し借金問題を根本的に解決することが大事

闇金の借金で口座凍結!今すぐやるべくことは?弁護士に相談し借金問題を根本的に解決することが大事
監修
弁護士吉田 伸広

闇金から借金をしたら口座が凍結されてしまいました!どうしたらいいんでしょうか。

不正利用の場合は警察などの捜査や被害者からの申し出に基づく弁護士からの要請により銀行が口座凍結します。そのため、まずは銀行に連絡して要請元や要請理由を確認して、要請元に対して凍結解除の依頼を出さなければいけません。 また口座凍結されると口座を利用できなくなるので、自動引き落としなどを設定している場合は変更手続きもしておいた方がいいでしょう。

そうなんですね。じゃあ依頼すれば口座凍結は凍結解除できるということですか?

口座凍結は仮に自分が犯罪行為に関わっていないとしても依頼したからといって解除してもらえるわけではありません。口座が凍結される理由は自分の使っている口座が闇金の口座だと疑われている可能性が高いため、その疑いを明確に晴らさないと解除されず、その立証はかなり難しいのが現実です。

それなら口座凍結をされるのはかなりリスクが高いってことですね。

その通りです。口座凍結をされてしまうと解除するのに多大な労力と時間がかかり、精神的な負担も大きくなります。そのため未然に防ぐのが一番で、それには闇金と関係を持たないことがもっとも重要になります。口座凍結を解除することも重要ですが、闇金と関わることになった根本の原因まで解決していくことが大切になるんです。

闇金から借金をしたら口座が凍結されたという方が増えています。闇金から借金をしただけなのに、突然口座が利用できなくなったり、銀行から犯罪利用の疑いがあるので口座凍結したとの通知が来たりと何があったのか理解できず不安になる方も多いのではないでしょうか。

闇金を利用した際に口座凍結された場合、自身の口座が犯罪に不正利用された疑いをかけられている可能性が高くなります。そのまま放置しているとさらなるトラブルにも発展しかねません。速やかに口座凍結の解除を依頼するなど適切な処理が必要です。

しかし一度疑いをもたれたものを凍結解除するにはかなり難しい面が多くあり、自分1人で行うのは現実的ではありません。弁護士へ依頼すれば適切な対処方法をアドバイスしてもらえるだけでなく、口座凍結の原因となった闇金問題や借金問題の解決も支援してもらえます。口座凍結された場合やされるリスクがあると感じたらまずは弁護士へ相談してみることをおすすめします。

この記事でわかること
  • 口座凍結されたらすみやかに口座凍結解除を依頼すること。解除には弁護士などの専門家に依頼したほうがスムーズに進む
  • 凍結された口座に自動引き落としなどを設定している場合は変更すること
  • 凍結が解除できても闇金との関わりを断たなければ凍結のリスクはぬぐえない。根本的に解決するためには、 借金問題を解決しよう
  • 闇金からの借金がある場合、今凍結されていなくても、今後凍結する可能性はある
  • 闇金で利用した口座が凍結されるのは闇金の「客振り」といいう手法により、自分の口座が闇金の口座で犯罪に利用されていると疑われているから
  • 口座の譲渡・売買は犯罪行為のため、絶対にやってはいけない
  • 口座が凍結されると「同一名義の口座がすべて凍結される」「新規口座開設ができなくなる」「自分の預金が被害者に分配されてしまう」など大きな影響がある

闇金からの借金で口座凍結…今すぐやるべき3つのこと

闇金から借金をした場合、口座が凍結されてしまうことがあります。口座が凍結するとその口座を使ったすべての取引ができなくなってしまうため、すぐにでも口座凍結解除に向けて動き出さなければなりません。一度口座凍結されてしまった口座は依頼してすぐに凍結が解除されるわけでもないため、解除されるまでの間、その口座を利用できないため口座引き落としなどについても変更しておく必要があるでしょう。

まずここでは口座凍結されたらすぐに何をすべきかについてご紹介します。

①まずは凍結理由の確認と凍結解除依頼を行う

口座凍結された場合、凍結口座に関連するすべての取引ができなくなるためすぐに凍結解除に向けて動き出す必要があります。凍結解除のためにする必要のある対応は「凍結理由の確認」と「凍結解除依頼」です。

口座凍結されるのは、一般的に「債務整理」「相続」「不正利用」のいずれかの理由によります。凍結される理由に思い当たる節がない場合、闇金からの借金に利用した口座が原因で不正利用を疑われているケースが考えられます。このような場合、闇金の被害者からの申し出で警察の捜査若しくは弁護士等の専門家から要請があり、銀行が口座凍結された可能性が高くなります。

このような場合、銀行は警察か弁護士などの専門家のいずれかの依頼を受けて口座を凍結しているので、銀行に解除を依頼しても解除はしてもらえないことが多いです。口座凍結の理由である不正利用を疑われている現象が不正利用ではないことを要請元に証明し、凍結解除を依頼しなければなりません。不正利用でないことを証明するためには、借入の明細書や借入や返済の経過がわかる通帳の取引履歴、闇金とのやりとりの内容がわかるメールや借用書などの書類などが必要となるため、事前に準備しておくようにしましょう。無事身の潔白を証明できれば、口座凍結を解除してもらうことが可能です。

犯罪に加担してない説明は弁護士を通して行う

一度口座凍結された口座は犯罪などに利用されたと疑われていることもあり、実際に凍結解除してもらうことは非常に難しいのが現実です。凍結解除するには自分が犯罪に加担していない被害者であると、凍結の要請元に認めてもらうことが必要となります。しかし、自分ひとりで被害者であることを明確に証明するのはかなり難しいです。

警察が要請元の場合は高圧的な態度取られる、経緯を一生懸命説明してもまったく信じてもらえず凍結解除されないことも少なくありません。このような事態を避け、適切に対応するためにも弁護士へ相談することをおすすめします。

弁護士へ依頼すれば解除するために必要な手続きや準備する必要のある書類などもすべて説明してもらえるので安心して手続きを進めることができます。また解除に向けて無実を証明するための道筋を作成し、場合によっては訴訟を起こすなど口座凍結解除に向けて必要な手続きをしてもらえるため、自分1人で行うよりも口座解除手続きを格段にスムーズに進めることができるでしょう。

②凍結された口座に自動引き落としなどを設定している場合は変更手続きを行う

凍結された口座に自動引き落としなどを設定している場合は必ず変更手続きを行うようにしましょう。

口座が凍結すると当該口座を使ったすべての取引ができなくなります。凍結された口座にクレジットカードや公共料金の引き落としを設定していた場合、その口座からの引き落としは行われないため最悪の場合、延滞することになってしまいます。

口座が凍結された場合は引き落とし口座を変更する、コンビニなどでの払い込みに変更するなど引き落としされないということのないよう速やかに変更の手続きをしてください。ただし、口座が凍結された場合、同じ名義の他の口座についても凍結されてしまうこともあり得ますので、引き落とし口座を他の口座に変更する場合は理解しておく必要があります。

③闇金トラブルを根本的に解決する方法を検討しよう

闇金からの借金が原因で口座凍結された場合、ひとまず凍結解除などの対処をする必要がありますが根本的な解決には闇金との関係を断つことが重要です。

口座凍結だけでなく闇金と手を切らないと根本的には解決しない

口座凍結の問題を解決するには闇金と手を切らないと根本的には解決しません。

闇金から借金をしている方の多くは金融機関や普通の貸金業者から借入することができず、止むを得ず闇金と取引をしているケースがほとんどです。闇金の貸付行為は違法行為であり、取引している限りは口座凍結のリスクは付きまといます。そのため、口座凍結問題を解決するためには闇金と手を切り、根本的な借金問題を解決する必要があるのです。

借金問題を解決することが根本的解決につながる

口座凍結の根本的な原因となっている借金問題を解決することが重要です。闇金の貸付では普通では考えられないような高い利息を負担することになります。それでも闇金に頼らざるを得ない状況にあるということは普通の貸金業者からの借入についても返済が厳しくなっていて、新たな借り入れは難しい状況にあるでしょう。

例え犯罪に加担しないことが証明できて、口座凍結が解除されたとしてもこの借金問題を解決しなければ闇金と手を切ることはできず、いつまた口座凍結されるかわかりません。現在、貸金業者からの借金の返済が厳しい状況にあるのであれば、「債務整理」という方法でこの借金問題を解決することができます。

「債務整理」とは貸金業者との交渉や裁判所を介することで現在の借金の減額や、返済の猶予によって借金問題を解決する方法です。主な債務整理方法は以下のようなものがあります。

  • 過払い金請求
  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

それぞれ手続きに特徴があり、手続きに向いている人も違いますのでそれらの違いも含めてご紹介します。

2007年以前から借入している場合は過払い金請求

過払い金請求は過去の借入で支払い過ぎていた利息を取り戻す手続きです。

2006年の貸金業法の改正以前にはいわゆる「グレーゾーン金利」と呼ばれる上限金利を超えた利息設定が可能になっていました。このグレーゾーン金利の設定により払い過ぎていた利息は「過払い金」として請求することが可能です。場合によっては返還される過払い金で現在の借金が完済できる可能性もあります。

また過払い金請求は例え完済している借金であっても同様に請求し取り戻すことが可能です。2007年以前に借入があった方は一度弁護士に相談し、過払い金の有無だけでも確認してみるとよいでしょう。
過払い金請求については以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしてください。

家族にバレずに借金問題を解決したい場合は任意整理

任意整理とは債権者(お金を貸してくれた人)と個別に将来利息の免除や返済期間の延長などを交渉して、返済額を低く抑えたり、返済期間をゆるやかにしたりすることで返済負担を減らし完済を目指す手続きです。

任意整理は債権者と個別に交渉する手続きのため、家族にバレるリスクが少ない事が特徴です。弁護士などに交渉を依頼すれば自分の負担はかなり減りますので、より家族へバレるリスクは少なくなります。

ただし任意整理は債権者との個別交渉となるため、他の債務整理手続きと比べて借金の大幅な減額は難しくなります。また債務整理手続きとなるため、ブラックリストに載ることになり手続き後、一定期間はクレジットカードの作成や新たな借り入れが難しくなりこともデメリットです。
詳しくは以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

安定した収入があり、自宅を残して借金を減額したい場合は個人再生

個人再生は裁判所に借金が返済できないことを認めてもらい、借金を概ね5分の1程度まで減額してもらったうえで、残りを返済していく債務整理手続きです。

個人再生の最大のメリットは借金を大幅に減額できるうえに、住宅ローンの残る自宅を所有している場合に条件によっては自宅を守ることができる点にあります。同じ債務整理手続きである自己破産の場合は少額のものを除き自分の資産をすべて処分する必要があるので、個人再生ならではの特徴といえるでしょう。

一方で個人再生は借金を減額できるものの、残りは返済していく必要があるため定期的な安定した収入がないと利用できません。また他の債務整理同様に手続きすることでブラックリストに掲載される点もデメリットです。
詳しくは以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

定期的な収入がない、これ以上返済できない場合の最終手段は自己破産

自己破産は裁判所に借金を返済できないことを認めてもらい、借金全額の返済を免除してもらう債務整理手続きです。

最大のメリットは合法的に借金をすべて帳消しにできることです。借金の返済が厳しくすでに生活が破綻寸前であっても借金の返済を免除してもらうことで立て直しを図ることができます。自己破産を利用するには借金の原因となった事象が「免責不許可理由」に該当しないことが条件です。「免責不許可事由」とは借金の理由が「浪費」や「ギャンブル」など免責を認められない理由となるものを指します。

ただし、自己破産手続を行うと他の債務整理同様ブラックリストに掲載される、手続き中は特定の職業に就くことができないなどさまざまなデメリットを受け入れなければなりません。
詳しくは以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

闇金の借金で口座凍結されたのは「不正利用」を疑われたことが原因

闇金から借金をしている利用者が口座凍結されたのは、犯罪に口座が利用されているのではないかと疑われることがあったからです。

「客振り」や「口座譲渡・売買」などがおこなわれた可能性あり

もちろん闇金を利用しているだけでは不正利用には当たりません。闇金が使う「客振り」という手法や口座の譲渡や売却を持ちかけられるなど知らないうちに犯罪に加担させられている場合があり、口座の犯罪利用が疑われたことが原因になっています。

「客振り」として口座を利用されている可能性あり

口座凍結されたのは闇金が使う手法に「客振り」という手法があり、この手法によって自分の口座が闇金業者のものだと認識されている可能性が高いです。

「客振り」とは利用客の返済金を直接、他の利用者の口座に振り込ませる手法のことです。通常は闇金でも貸付業者同様に闇金の口座から振込をするのでお金は「闇金から利用者」に流れます。しかし、「客振り」という手法では他の利用者の返済金を直接新たな利用者へ振り込ませるためお金の流れは「他の利用者から新たな利用者」となります。

闇金業者からすると回収と貸付が同時に終了しますが、返済したつもりの利用者からすると新たな利用者の口座は闇金の口座だと思ってしまうわけです。そのため、闇金の被害にあったとして返済した利用者が弁護士に相談する、闇金業者に対して警察の捜査が行われる場合に口座が犯罪に利用されたのではないかと疑われ、口座凍結されてしまうのです。

口座の譲渡・売買も犯罪行為となる

闇金は返済が滞った場合に、利用者に対して新規口座を開設し渡すように要求してきます。しかし口座譲渡、売買は犯罪行為です。絶対にやってはいけません。

口座譲渡、売買は詐欺罪と収益移転防止法違反という犯罪

闇金に要求されたとしても売買や譲渡を目的に口座を新規に開設した場合、銀行に対する詐欺罪が適用されます。銀行では口座を開設する際に、開設者に口座の利用目的を確認する仕組みになっています。このような場合、「闇金に譲渡します」と素直に申告したら口座開設はできないため、銀行に対して虚偽の理由を申告することになります。この時点で銀行に対する詐欺罪が成立してしまうのです。また既に開設している口座を譲渡した場合でも収益移転防止法違反正式名称を「犯罪による収益の移転防止に関する法律」と言い、犯罪による収益が市場での取引に持ち込まれることを防ぐため、預金口座の譲り渡しや売買など他人になりすまして預入や引き出しをすることを助長する行為を禁じる法律です。口座の譲渡や売買は、マネーロンダリングやテロ活動への資金提供、振り込め詐欺など重大な犯罪に繋がりかねないことから厳しき処罰されます。となります。闇金からは口座を紛失したといえば大丈夫などといってきますが、そんな理由で逃れられるわけではありません。どんな理由であれ自分の口座の譲渡・売却はしないようにしましょう。

口座を譲渡、売買した場合は逮捕されるリスクがある

闇金に口座を譲渡、売買した場合は逮捕されるリスクがあります。闇金に口座を渡すと、まず間違いなくその口座は犯罪行為に利用されます。その口座により犯罪行為が行われ被害者が生まれるわけです。闇金に要求されて仕方なかったなど、いかなる理由があっても犯罪行為として処罰されます。口座履歴に犯罪に利用された履歴も確実に残るため露見するのは時間の問題です。

口座を譲渡、売買してしまったら速やかに弁護士へ相談を

口座の譲渡、売買を既に行ってしまった場合には速やかに弁護士に相談し今後の対応を検討するようにしましょう。口座の譲渡・売買はいかなる理由であれ犯罪行為です。何とか逃れたいと口座を紛失したなどと言い訳をしたい気持ちもわかりますが、口座の履歴や闇金に借入をしている状況から見ても口座を譲渡・売却した事実は必ず露見します。

状況を素直に話し、適切な対応をすることが今以上に状況を悪化させない最善策です。弁護士ならば、なにをすべきか的確にアドバイスしてもらえますので、速やかに相談することをおすすめします。

口座凍結を放っておくと様々なデメリットも生じる

口座凍結を放っておくと様々なデメリットが生じます。凍結された状態で放置しておくことで状況もどんどん悪化していくため、速やかな対応が必要です。

口座凍結された場合の主なデメリットは以下です。

  • 同一名義の口座がすべて凍結される
  • 新規の口座開設ができなくなる
  • 犯罪者の仲間と疑われ、逮捕されることもある
  • 放置していると銀行に預けた預金が分配されてしまう

同一名義の口座がすべて凍結される

犯罪などで口座を不正利用したと疑われた場合、その口座だけでなく同一名義のすべての口座が凍結される可能性があります。つまり、自身の名義のものはすべての金融機関の口座が利用できなくなります。もちろん給料が振り込まれている口座などもすべて対象となってしまうため、会社から給料を振り込むこともできなくなります。

新規の口座開設もできなくなる

口座凍結されると既存の口座が使えなくなるだけでなく、新規の口座を開設することもできなくなります。口座凍結された事実は全金融機関で共有されるため、凍結された口座の金融機関だけでなくすべての金融機関で新規口座開設はできません。

犯罪者の仲間と疑われ、逮捕されることもある

口座凍結されたということは、闇金で「客振り」が行われていた可能性が高く、闇金から借りたと思っていたお金は実は他の被害者が返済したお金だったということになります。この場合自分の口座は闇金の口座と認識され、警察からも自分に疑いの目を向けられることになります。

そうなれば警察から事情聴取を受けるなど精神的な負担を免れないですし、闇金の仲間ではないことを証明できなければ最悪逮捕されてしまうこともありえます。

放置していると銀行に預けた預金が分配されてしまう

凍結された口座をそのまま放置していると口座の預金は被害者に分配されてしまいます。

闇金などの犯罪利用で口座が凍結されるのは「振り込め詐欺救済法」という法律が根拠となっています。この法律は正式には「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律」といいます。

つまり口座凍結される目的は、口座の利用により被害者が拡大することを防ぐとともに、被害額つまりは口座に残っている預金を被害者に分配し、被害を回復することにあります。そのため、凍結された口座にある預金は一定期間が経過すると被害者に分配されてしまうのです。

預金が分配されるのを防ぐには凍結の原因となった闇金と関連している疑いを晴らすしかありません。凍結されてから預金が分配されるまでには一定期間時間がありますので、速やかに対応することが大切です。

凍結リスクを知るため、「客振り」が行われていないか確認しよう

闇金から借金をしただけでは口座凍結はされません。自分が闇金から借入れた口座で「客振り」が行われると、口座凍結のリスクは高まります。口座凍結の自衛手段として「客振り」が行われていないかを確認しておくようにしましょう。

「客振り」は振込人名義が個人名のフルネームになっている

闇金からの振込人名義が個人名のフルネームとなっている場合は「客振り」が行われている可能性が高くなります。

通常闇金は直接貸付金を振り込む場合、会社名や苗字のみで振り込むことが多くなっています。振込人名義が個人名のフルネームとなっている場合、他の闇金利用者が闇金の返済用の口座だと思い返済している可能性があります。

ただし最近では闇金が返済する利用者に振込人名義を闇金の名前にするよう指示をするなど巧妙化しているためこの方法で見分けられないケースも増えてきています。

入金確認の電話がかかってくる

闇金から借金をした際に着金確認の電話があった場合は「客振り」の可能性があります。

「客振り」で他の利用者から振り込ませた場合、闇金は一切関与していないため本当に振り込まれているか自分で確認する術がありません。そのため、実際に振り込まれたかを電話で確認するのです。

口座凍結を防ぐには闇金との関係を断ち切ること

口座凍結は闇金との関係がある限り常にリスクがあります。一度口座凍結されれば、凍結を解除するだけでも多大な労力と期間がかかります。またそれだけでなく、場合によっては犯罪者のような扱いを受け精神的な負担も大きくなる可能性もあるのです。

口座凍結を未然に防ぎリスクを最小限とするには闇金との関係を断ち切ることが最善です。

借金をせずによくなる方法を本気で模索しよう

口座凍結を防ぐには闇金と関わらないことがベストで、闇金から借金はしないことです。闇金から借金をせざるを得なくなった根本の原因である借金問題を解決しなければいつまでも闇金との関係を断ち切ることはできません。

弁護士に相談すれば闇金問題の解決はもちろん、根本の原因となっている借金問題についても解決に向けたアドバイスをしてもらえます。債務整理などの解決方法が見いだせれば、そのまま手続きを支援してもらうことも可能です。

まとめ

この記事のまとめ
  • 口座凍結された場合は「凍結要請元と理由の確認」「当座凍結の解除依頼」を速やかに行う必要がある
  • 凍結解除依頼は警察ではなく弁護士などの専門家に依頼したほうがスムーズなのでおすすめ
  • 口座凍結を解除するだけでなく、凍結の原因となった闇金問題や借金問題もあわせて解決することを検討すべき
  • 借金問題は債務整理という方法で解決できる可能性がある。債務整理の方法はおかれている状況により「過払い金請求」「任意整理」「個人再生」「自己破産」の中から選択する
  • 今口座凍結されていなくても闇金から借金をしていれば今後凍結されるリスクがある
  • 口座凍結は闇金が行う「客振り」という手法で、自分の口座が闇金の口座だと認識されているため。客振りがされていると「振込人名義が個人名のフルネーム」「闇金から着金確認の電話がある」などの傾向があるため、確認してリスクを認識しておくこと。客振りされている疑いがあれば弁護士に相談して今後の対応を検討する
  • 口座の譲渡・売買はいかなる理由であれ、詐欺罪と収益移転防止法違反という犯罪で逮捕されるリスクがあるため、絶対にやってはいけない。もし既に行っているなら速やかに弁護士に相談を
  • 口座凍結を放置すると「同一名義の他の口座もすべて凍結される」「新規口座開設ができなくなる」「犯罪者の仲間と疑われ逮捕される」「凍結口座に預けている預金が分配されてしまう」などのリスクがある

闇金から借金があり口座が凍結した場合、自身の口座が犯罪に利用されている疑いをかけられており、疑いを晴らし口座凍結を解除してもらう必要があります。放置すれば同一名義の口座すべてが凍結されるなどさらに事態の悪化にもつながってしまうこともあるのです。

また一度凍結されてしまうと解除は簡単にはしてもらえず、疑いを晴らすには多大な労力と時間が必要です。その間は口座を使った取引はまったくできなくなるため、生活にも影響を及ぼします。

口座凍結によるリスクは闇金と取引をしている限り永遠につきまとうため、闇金と関係を断ち切り原因を根本から解決することが最善の策です。弁護士であれば口座凍結の解除だけでなく、根本原因となる闇金問題や借金問題の解決に向けてアドバイスしてもらえます。口座凍結された、若しくは口座凍結されそうだと不安であればすみやかに弁護士にまずはご相談することをおすすめします。

この記事を書いた人

ryo

金融系・転職系を中心に執筆活動を展開。丁寧でわかりやすく、どこよりも詳しい記事を心がけ発信します。本サイトでは個人再生分野を主に担当。借金を大きく減額できる制度ですので、よろしければその他の記事もご覧ください。

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