トイチの計算は10日で1割の利息!利息は一切支払不要で後から返還請求もできる

先日、結婚式で急にお金が入用になったので、怪しい業者からお金を借りてしまいました。トイチの利息がかかると言われたのですが、トイチとはどういう意味でしょうか?

トイチとは「10日で1割」の略で、闇金などの違法な貸金業者が使う利息の計算方法です。正規の貸金業者と違い、あっという間に利息で返済額が膨れ上がり、返せないと執拗な取立てを受けてしまいます。

そうなのですね。急いでいたので、つい契約内容をよく確認せずに借りてしまいました。もうすぐ返済日なのですが、どうしたらよいでしょうか?

闇金業者は法律を無視した取立てをおこなうので、自力で対処するのは危険です。できるだけ早く闇金問題を相談できる法律事務所へ相談することをおすすめします。

「トイチ」という言葉を聞いたことはありませんか?

トイチとは「10日で1割」の略で、トイチでお金を借りると10日で1割の利息が発生するという意味の言葉です。

これは、違法な高利貸しをする闇金などの貸金業者が使う、利息の計算方法です。

トイチはそもそも違法な金利であり、要求どおり返済する必要はありません。

しかし一度、闇金などの違法業者から借りてしまうと、悪質な取立てを受け精神的に追い詰められるケースも少なくありません。

怪しい業者から借りてしまったと気づいたら、できるだけ早く闇金問題を相談できる法律事務所へ相談することをおすすめします。

当サイトでも闇金問題を相談できる法律事務所を紹介しています。

相談無料ですので、お困りの場合はぜひ気軽にご利用ください。

この記事でわかること
  • トイチとは元金に対して「10日で1割」の利息がつくこと。
  • トイチの利息に支払義務はない。
  • トイチで闇金から借りてしまった時にどうすればいいかわかる。

トイチの意味と計算方法

トイチという言葉は知っていても、意味を明確に理解している人は少ないですよね?

トイチとは違法な高金利を表す言葉で、闇金などの違法な貸金業者が使う利息の計算方法です。

同じような言葉で、トサン・トゴ・トナナなどの利息を要求する違法な貸金業者もあります。

  • そもそもトイチってどういう意味?
  • トイチの利息はどうやって計算すればいいの?

次の項目で詳しく解説します。

トイチとは元金に対して「10日で1割」の利息がつくこと

トイチとは「10日で1割」の略であり、トイチで借りると10日で1割の利息がつきます。

例えば10万円借りたら10日後には利息が1万円増えることになり、借金をしたことがない人でもその恐ろしさが分かるのではないでしょうか。

同様に、トサン・トゴ・トナナなどの利息も以下のように計算できます。

  • トサン=10日で3割
  • トゴ=10日で5割
  • トナナ=10日で7割

さらに、ほとんどの違法な貸金業者が単利ではなく複利で利息の計算をするため、実際にはもっと速いスピードで利息の金額は膨れ上がります。

単利では借主が借りた元金にのみ利息が発生しますが、複利では元金と未返済の利息に対して利息が発生します。

例えば、トイチで10万円借りた場合、複利では返済額が以下のように増えるのです。

10日後 元金10万円+利息10,000円
20日後 元金10万円+利息21,000円
30日後 元金10万円+利息33,100円
40日後 元金10万円+利息46,410円
50日後 元金10万円+利息61,051円

もし、トサン・トゴ・トナナなどで借りた場合は、上記の金額よりもさらに速いスピードで利息が増えるため、返済するのは極めて困難でしょう。

借金があっという間に膨れ上がる高利息での借金は今すぐ解消すべきです。心当たりのある方は今すぐ弁護士の力を借りて、闇金・悪徳貸付業者との関係を絶ちましょう。

闇金からトイチで借りて返済できず精神的に追い詰められた事例

実際にトイチでお金を借りてしまうとどうなるのでしょうか?

闇金からトイチでお金を借りてしまい、返済できなかったために厳しい取立てを受け、精神的に追い詰められてしまったAさんの事例を紹介します。

Aさんは外回りの仕事中に急に倒れ、病院に搬送されて手術を受けることになりました。

手術後にそのまま入院することになり、思ったより入院が長引いたため、費用などが保険だけでは賄えなくなっていました。

困ったAさんは「即日融資!」の宣伝文句につられて、つい怪しい業者からトイチで100万円借りてしまいました。

返済期限は1ヶ月後で、契約書には利息がトイチである旨も明記されていました。

1ヶ月後、Aさんは請求金額を見て驚きました。

利息が33万円を越え、元金と合わせて133万円もの金額を請求された!

高額な利息を返せるはずもなく、Aさんは業者に「利息を減らしてください。こんな高額な利息、私には払うことができません。」とお願いしました。

それに対し業者は「あらかじめトイチと約束したうえでお金を貸したじゃないですか。ちゃんと契約書もあるのだから、きちんと払ってもらわないと困りますよ。」とAさんの申し出を拒否しました。

Aさんが借りた業者は違法な高利貸をする闇金だったのです。

次の日から、昼夜問わず返済を催促する電話が1日に何件もかかってくるようになりました。

業者には、申込みの際に実家や職場の電話番号も伝えていたので、実家の家族や職場にも借金した事実を知られてしまい、Aさんはどんどん肩身が狭くなっていきました。

実家にはAさんに代わって返済するようにと脅しの電話がかかってきており、Aさんはこのままではいけないと思い、法律事務所へ相談の電話をかけました。

【Aさんの状況】

相談者 30代営業職男性(1人暮らし)
月収 手取り20万円
借入総額 100万円
相談結果 弁護士に依頼して闇金業者と交渉してもらい、100万円の借金を返済せずに済んだ。

法律事務所へ相談すると、担当してくれた弁護士から「トイチは違法金利なので、支払う必要はありません。また、家族に返済を強要するなど悪質な取立て行為があるので、元金も返済しなくて済むでしょう」と伝えられました。

Aさんは信じられない気持ちでしたが、弁護士に依頼するとすぐに闇金業者からの督促電話は来なくなりました。

今は、闇金とは無縁の平穏な日々を取り戻しています。

トイチは「利息制限法の上限利率を超える」違法金利

前述した事例でも少し触れていますが、トイチなどの利息は利息制限法という法律を無視した違法金利に当たります。

消費者金融や銀行などの金利は「年利●%」と表示されることが多く、10日で1割といわれてもイメージがつきづらい人もいるかもしれません。

10日で1割の利息だと、借入日の翌日から1日ごとに、元金に対して1%の利息がつくという計算になり、年利に換算すると「トイチ=年利365%」となります。

利息制限法で定められた上限利率は、最大で年利20%ですから、いかに途方もない高金利であるかが分かりますね。

  • トイチの利息を要求された場合、違法だから払わなくていいの?
  • トイチの利息を要求された場合、契約自体無効にできるの?

次の項目から、それぞれ詳しくお伝えします。

年利20%を超える場合は超えた分の利息だけ払わなくてよい

トイチのような高額な違法金利を要求された場合、発生する利息の全額を支払う必要はありません。

利息制限法で定められた上限利率を超える部分は無効となり、払わなくてよいとされているからです。

利息制限法では、元金の金額に応じて以下のように上限利率が定められています。

  • 元金10万円未満・・・年利20%まで
  • 元金10万円以上100万円未満・・・年利18%まで
  • 元金100万円以上・・・年利15%まで

前述した事例のAさんのように、元金100万円の借入であれば100万円の15%、つまり年間で15万円以上の利息を支払う必要はないということになります。

年利109.5%を超える場合は1円も利息を払わなくてよい

トイチのように年109.5%を超える利息での貸付契約は、契約自体が無効になるとヤミ金融対策法で定められています。

ヤミ金融対策法について、詳細は金融庁のサイトで確認できます。

参照:ヤミ金融対策法が成立しました:金融庁

そのため、年109.5%を超える利息での貸付契約の場合は利息について一切支払う必要がありません。

公序良俗に反する場合は元金も返済不要

利息制限法を超える利息を請求された場合、規定の上限利率を超えた部分は無効となりますが、利息制限法の範囲内であれば利息の支払義務は発生します。

また、年109.5%を超える利息での貸付契約の場合、契約は無効となりますが、お互いに原状回復義務を負い、元金は返済するのが通常です。

しかし、相手の取立て行為が悪質な場合、貸付自体が公序良俗に反するとして、貸付金が不法原因給付とみなされます。

※不法原因給付・・・違法な原因に基づいておこなわれた給付のこと。

不法原因給付とみなされると、元金の返済も不要となります。

トイチの利息を要求してくる貸金業者は闇金

トイチのような違法金利の支払いを要求してくるのは、ほとんどの場合、闇金と呼ばれる違法な貸金業者です。

どんなに急ぎでお金が必要な場合も、契約内容をよく確認し、トイチ・トサン・トゴなどの利息を要求されたら絶対に借りないでください。

闇金が要求する高金利は、法律上無効ではありますが、前述したAさんの事例のように悪質な取立てにより精神的に追い詰められるケースは少なくありません。

闇金の被害にあわないために、少しでも怪しいと感じた貸金業者は利用しないのが賢明です。

闇金に払ったトイチの利息は返還請求できる

前述したとおり、違法な高金利で貸付をおこない、悪質な取立てをする闇金からの借金は、そもそも返済する義務がありません。

しかし、中には闇金からの報復を恐れて、トイチのような高額な利息を払ってしまったという人もいるでしょう。

闇金に払ってしまったお金は、もう取り戻すことはできないのでしょうか?

結論からいうと、闇金の借金は利息・元金どちらも返還請求できます。

さらに、個々の状況によっては、闇金業者へ対して損害賠償請求ができる場合もあるのです。

次の項目から、闇金にお金を払ってしまった場合に、返還請求や損害賠償請求をする方法を紹介します。

闇金からの借金は利息・元金どちらも返還請求できる

闇金業者へ既に支払ってしまったお金は、利息・元金ともに返還請求が可能です。

ただし、個人で闇金と交渉するのは困難であり、実際には闇金問題に強い法律事務所へ依頼するのが賢明でしょう。

以下の記事では、闇金へ支払ったお金を返還請求する方法について、詳しく紹介していますので参考にしてください。

闇金業者へ損害賠償請求できる場合もある

闇金から悪質な取立てを受けた場合、損害賠償請求ができる可能性があります。

闇金問題は、警察へ相談しても民事事件とされ、すぐに対処してもらえない場合が多く、闇金問題に強い法律事務所へ相談するのが早期解決への近道です。

以下の記事では、闇金業者へ損害賠償請求する方法について、詳しく紹介していますので参考にしてください。

闇金から借金してしまったら闇金専門の法律事務所へ相談しよう

闇金から借金してしまったら、必ず闇金問題を専門に扱っている弁護士や司法書士に相談しましょう。

闇金問題の解決には、スピードと豊富な経験が不可欠なため、闇金専門の弁護士や司法書士に依頼するのが一番の近道なのです。

次の項目から「なぜ闇金問題は闇金専門の法律事務所へ相談するとよいのか?」について詳しくお伝えします。

警察は民事不介入のためすぐには対処してくれない

「闇金が違法な貸金業者なら、警察に相談すれば対応してくれるのでは?」と思う人もいるでしょう。

しかし民事不介入といって、警察は個人間のトラブルに介入すべきではないという原則があります。

業者から借入しただけでは業者が犯罪者だと断定できないため、警察が対応してくれることは少ないです。

ただし、取立て行為に問題があれば事件性があると認められ、警察が動くこともあります。

例えば以下のような取立て行為があれば、すぐに警察に相談しましょう。

  • 深夜や早朝に取立てをおこなう。
  • 家族など本人以外に返済を指示する。
  • 暴力を伴う取立てをおこなう。
  • 自宅に侵入される。

また、業者による犯罪行為があった場合、何らかの証拠があれば業者からの実害があることを証明できるため、警察が積極的に動いてくれます。

例えば自宅の玄関が蹴られたり暴言により脅迫された場合は、スマホやボイスレコーダーで録画や録音をすると証拠となります。

また、着信履歴や契約書なども証拠として利用できるので残しておきましょう。

ただし、被害届が受理されてもすぐに動いてもらえないこともあるため、確実に早く解決したいのであれば、弁護士や司法書士に依頼することをおすすめします。

実績豊富な弁護士や司法書士が督促を止めてくれる

闇金対応の実績豊富な弁護士や司法書士に依頼すれば、早い場合は即日で督促電話や迷惑行為が停止します。

その後、弁護士や司法書士が債務者に代わって返済拒否の交渉をおこないます。

実際、弁護士や司法書士が介入すると取立てを諦める闇金業者が多いです。

もし受任通知を送った後も取立てが続く場合、弁護士や司法書士が闇金業者の実態を調べ、証拠を集めて刑事告訴してくれる場合もあります。

ただし、弁護士や司法書士にとっても闇金業者は進んで対応したい相手ではないため、闇金問題の依頼は断られる場合も多いです。

また引き受けてくれたとしても、闇金対応に不慣れな弁護士や司法書士に依頼した場合、解決するどころか闇金からの報復を受ける恐れもあります。

そういった事態を避けるためにも、闇金問題の相談をする際は闇金の対応実績豊富な弁護士や司法書士に依頼することが大切です。

被害回復分配金の手続きで払ったお金が戻ってくる可能性もある

本来、闇金に払ったお金は不当利得にあたるため返還請求できますが「支払ったお金は不当利益なので返してください」と言ったところで応じてくれる闇金業者はいないでしょう。

しかし、被害回復分配金の支払手続きをすることで、闇金に払ったお金を回収できる可能性があります。

被害回復分配金の支払手続きとは、振り込め詐欺救済法に基づき闇金などの犯罪組織が利用した銀行口座を凍結させ、口座の残高を届出のあった被害者に分配する制度です。

闇金被害にあったと気づいたら、警察に被害届を出した上で闇金専門の弁護士や司法書士に被害回復分配金の支払手続きを依頼しましょう。

配当を受けるには犯罪組織が利用した口座にお金が残っている必要があるため、実際には闇金に払ったお金を回収するのは難しいケースが多いです。

しかし、回収できる可能性もあるため、被害回復分配金の支払手続きを積極的におこなう法律事務所もあります。

依頼前に担当弁護士や司法書士に相談するとよいでしょう。

闇金に手を出す前に法律事務所へ相談して借金問題を解決しよう

もし、正規の貸金業者から借りた借金の返済に追われて、闇金からお金を借りようとしているなら、闇金に手を出す前に法律事務所へ相談しましょう。

前述したように、一度、闇金から借りてしまうと悪質な取立てにあい、正規の貸金業者への返済どころではなくなってしまいます。

相手が正規の貸金業者であれば、債務整理をすることで借金問題を解決できる可能性は十分あります。

債務整理には、利息をカットして元金のみ分割で返済したり、住宅ローンのある家を残して借金総額を減らしたり、すべての借金の返済義務をなくしたりと、状況に合わせてさまざまな方法があります。

どの方法が自分に合っているかや実際にどれくらい負担が減るかは、個々の状況によりさまざまなので、法律事務所へ直接相談するのがおすすめです。

当サイトで紹介している法律事務所は、相談無料で闇金問題にも債務整理にも対応しています。

ぜひ気軽に、相談してみてください。

まとめ

トイチは元金に対して「10日で1割」の利息がつくという意味であり、年利に換算すると年利365%の法外な高金利です。

トイチで利息を要求してくる時点で、その貸付契約は無効であり、利息を支払う必要は一切ありません。

相手が友人や知人であれば、トイチの利息は違法だと説明すれば分かってもらえる可能性もありますが、闇金などの違法な貸金業者なら自力で対処するのは危険です。

相手が違法な貸金業者だと分かった時点で、すぐに闇金問題を相談できる法律事務所へ相談するのが賢明でしょう。

早ければ即日、取立て行為がストップします。

当サイトでも闇金問題を相談できる法律事務所を紹介していますので、ぜひ気軽に相談してください。

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