リボ地獄から脱出する方法はコレ!原因を踏まえ適切な解決策を紹介

リボ地獄から抜け出すなら債務整理が有効! リボ地獄に陥ってしまう原因とは?

リボ払いを利用していたら、いつになっても返済の目処がつかなくなってしまいました。どうすればいいでしょうか。

リボ払いは、毎月の返済負担が抑えられる反面、金利も高く返済も長期化しやすい仕組みで、いわゆるリボ地獄に陥る人も多くなっています。抜け出すには、一括返済や毎月の返済額を増やすなど、利用残高をできるだけ減らす努力が必要です。

気づかないうちに利用残高が膨らんでしまっていて、一括返済をする余裕もありません。

返済の目処が見えないのであれば、債務整理で借金の減額や免除することを検討したほうがいいでしょう。 デメリットはありますが、返済が難しくなっているようであれば、有効な手段になるのでまずは弁護士に相談してみましょう。

リボ払いの手軽さについつい利用しすぎて、気付けば利用残高が膨らんでしまい、リボ地獄に陥ったという人も、珍しくありません。

リボ払いは毎月の返済額が少ない分、利用残高が大きくなると、毎月返済していても元金がほとんど減らないということもあり得ます。

リボ地獄から抜け出すためには、とにかく利用残高を極力早く減らしていくことです。一括返済や繰り上げ返済、毎月の返済額の引上げなどが元金を減らす主な手段です。

すでに利用残高が膨らみ過ぎて、毎月の返済すらままならないという場合は、弁護士へ債務整理を依頼するのがよいでしょう。

当サイトでは、借金問題に詳しい弁護士を多数紹介しています。無料相談を利用してリボ地獄から抜け出すためのアドバイスをもらってはいかがでしょうか。

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この記事でわかること
  • リボ地獄から抜け出す方法には、「繰り上げ返済や一括返済など利用残高を減らす」もしくは、金利の低いローンへの借り換えなどがある
  • すでに返済が難しい状況にあるなら、債務整理を検討しよう。特にデメリットが小さい任意整理がおすすめ
  • リボ払いが危険なのは、返済金額が小さく金利が高いため、元金が減らず気づかないうちに借金が膨らんでしまうこと
  • リボ払いを利用する際には、必要最低限にして、返済と残高のバランスを見極めた上で利用しよう

リボ地獄から抜け出す4つの方法

リボ払いは、毎月の支払を一定額にすることで返済負担を減らすことができる便利な支払い方法です。

一方で、リボ払いは金利が高く毎月の支払額が低いため、元金が中々減らず気付けば大きな借金を背負っていたという人も少なくありません。

払っても払っても返済が終わらず、気付けば莫大な金利を払ってしまっていることに気づき、今後を不安に思う人も多いでしょう。

「返済の目処が見えない」「毎月の返済額が払えなくなってきた」など、不安を感じたならすぐにでも、このリボ地獄から抜け出す必要があります。

ここでは、リボ地獄から抜け出すための4つの方法をご紹介します。

  • 繰り上げ返済、一括返済をする
  • 毎月の支払金額を高く設定して、返済期間を短縮する
  • 金利の低い他のローンへ借り換えする
  • 返済の目処が立たないなら、債務整理で合法的に減額する

【方法①】繰り上げ返済、一括返済をする

資金的に余裕があるのであれば、繰り上げ返済や一括返済を利用しましょう。

ほとんどのクレジットカード会社は、リボ払いの繰り上げ返済や一括返済が可能です。

繰り上げ返済や一括返済をすることで、全額が元金の返済に充当されます。

利用残高を大きく減らすことができ、利息の発生額が抑えられるので、支払総額が抑えられ完済期間も短縮できるでしょう。

ボーナスなどのまとまったお金が入った時には、できるだけ繰り上げ返済や一括返済に回し、できるだけ残高を減らすよう心がけましょう。

【方法②】毎月の支払金額を高く設定して、返済期間を短縮する

リボ払いの毎月の返済額は、最低返済額こそ決められていますが、それ以上の金額であれば自分で設定することができます。

リボ地獄に陥る人の多くが、毎月の返済額を最低返済額のままに設定しています。これではなかなか残高がなかなか減らず、利用残高が積み上がってしまいます。

毎月の返済額を高く設定すれば、それだけ元金部分に充当される金額は大きくなります。一括返済や繰り上げ返済と同じく、利用残高が減るペースを早められるでしょう。

リボ払いの返済額は、クレジットカード会社の会員ページなどで変更できるケースが大半ですので、無理のない範囲で設定金額を高めに設定しておきましょう。

例えば、オリコカードの場合、会員ページ内にリボ返済額変更メニューが有り、ショッピング枠とキャッシング枠それぞれで、「毎月返済額」「ボーナス加算額」の変更、「ボーナス加算月」の指定が可能です。
オリコカード返済額変更
(引用:オリコカード

オリコカードの場合は、以下のように借入額により最低返済額が指定されていますが、それ以上であれば千円単位で自由に設定が可能です。

利用残高 毎月の最低返済額
100,000円以下 5,000円
100,001円~200,000円 10,000円
200,001円~300,000円 20,000円
300,001円~1,000,000円 30,000円
1,000,001円~2,000,000円 50,000円
2,000,001円~3,000,000円 70,000円

【方法③】金利の低い他のローンへ借り換えする

金利の低い他のローンへの借り換えも効果的です。

リボ払いの金利は、先程ご説明した通り15%前後と高く設定されています。

銀行カードローンなど、リボ払いよりも金利の低いローンへ借り換えできれば、支払総額を大きく抑えることが可能です。下記の表はオリコカードのリボ払い手数料率と主要な銀行系カードローンの年金利をまとめていますので参考にしてください。

借入金額 オリコカードリボ払い手数料 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) みずほ銀行カードローン 三井住友銀行カードローン
500万円以下400万円超 15%(Goldカード、PLATINUMカードなどは金利優遇あり) 1.8%~6.1% 6.0% 6.0%~7.0%
400万円以下300万円超 6.1%~7.6% 7.0% 7.0%~8.0%
300万円以下200万円超 7.6%~10.6% 9.0% 8.0%~10.0%
200万円以下100万円超 10.6%~13.6% 12.0% 10.0%~12.0%
100万円以下10万円以上 13.6%~14.6% 14.0% 12.0%~14.5%

ただし、カードローンの契約には審査があります。返済を既に滞納している場合など、審査に通らないケースもある点には、注意が必要です。

また、これは借金を借り換えているだけですので、根本的な問題は解決していません。カードローンを申し込むとリボ払いの残高以上の利用可能額が示されるケースもありますが、負担が減ったからと、更に借金を増やしてしまうことの無いように、気をつけましょう。

【方法④】返済の目処が立たないなら、債務整理で合法的に減額する

リボ払いの返済の見通しが立たなくなっているなら、合法的に借金問題の解決を図れる債務整理を検討しましょう。

債務整理は、借金の返済が困難になった人のために国が作った救済制度で、「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つの方法があります。

債務整理と聞くと、どうしても「今後の人生に大きな影響がある」というイメージを持つ人も多く、二の足を踏む人も少なくありません。

しかし、債務整理によって受けるデメリットはいずれも期間が限定されているものです。何よりも、リボ払いの返済が厳しく、不安な毎日を送る現状から抜け出せるメリットは、デメリット以上のものです。

当サイトでは、債務整理の種類毎にどれくらい借金が減額されるのかを簡単に調べられる「借金減額診断ツール」もご用意しています。

リボ払いでお困りなら、まずはどれくらい減額されるか調べてみて、一度弁護士に相談してみることをおすすめします。

リボ払いの債務整理は「任意整理」がおすすめ

ある程度収入があり、元金分の返済なら可能というのであれば、リボ地獄から抜け出すには「任意整理」が最も有効です。

任意整理は、各債権者と個別に交渉し、将来の利息の免除や返済期間の見直しをする手続き方法です。

リボ払いの債務整理に任意整理をおすすめする理由は、リボ地獄に陥ってしまいやすいリボ払いの仕組みにあります。

リボ払いの返済に困る理由の多くは、以下のようなものです。

  • 利息が高く設定されている
  • 月々の支払いが少額で元金が減らない
  • 返済が長期化することで返済総額が高額になる

任意整理で債権者と交渉するのは、主として将来発生する利息の免除です。将来発生する利息が免除されるということは、返済金がすべて元金に充当されますから、返済の目処もつきやすくなります。

また、任意整理の場合、分割支払いの期間についても事前に合意するため、完済の目処も把握できる点でも効果的です。

任意整理は債務整理の中でもデメリットが最小ですむこともメリット

任意整理は債務整理の中でも、デメリットが少ない点もメリットです。

任意整理の主なデメリットは、個人情報に事故情報が掲載される、いわゆるブラックリスト入りすることです。ブラックリスト入りすると、新規のローンやクレジットカードの審査には通らなくなってしまいます。ブラックリスト入りする期間は、永久ではなく、掲載理由により掲載期間が決められていますが、手続き後の生活に影響を与える点ではデメリットと言えるでしょう。

ただし、ブラックリスト入りは他の債務整理でも同様です。また、リボ払いの支払いを滞納した場合でも、3ヶ月程度でブラックリスト入りしますので、滞納するくらいなら任意整理をした方がよいと考えるべきでしょう。

返済が難しいなら「自己破産」がおすすめ

収入が見込めないなど、返済が難しい状況にあるなら、「自己破産」を選択することになります。

自己破産は、裁判所を介して返済が難しいことを認めてもらい、借金を全額免除してもらう手続きです。返済が必要なくなる大きなメリットがありますが、一方で以下のように多くのデメリットを許容する必要があります。

  • すべての借金を対象にする必要がある
  • 少額のものを除き財産は処分しなければならない
  • 裁判所を介した手続きのため、手続費用が高額
  • ブラックリスト期間が他の債務整理よりも長期化する

リボ払いの場合、借金額自体があまり大きくない場合もあるため、手続き費用も高額なことから大きなデメリットがある自己破産は、有効でない場合もあります。

しかし、資産を所有していない場合などは、比較的費用が安く済む同時廃止での手続きが可能であったりと、返済を免除してもらうメリットがうまく活用できる場合もあります。

自己破産を債務整理の中でもデメリットが最も大きくなる手続きなので、手続きすべきかは状況によって大きく異なってきます。

自己破産については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。不明な点や不安がある場合は、まずは弁護士に相談し、メリットやデメリットなどをあなたの状況も踏まえてアドバイスしてもらうといいでしょう。

「個人再生」は100万円以下の場合は減額されない

個人再生は、自己破産と同様に裁判所を介して、借金を最大1/10まで大幅に減額してもらい、残額を3~5年で返済していく手続きです。

自己破産と異なり、財産を処分しなくていいなどのデメリットは小さくなります。

しかし、そもそも個人再生の手続きでは、100万円以下の借金は減額されない仕組みになっています。リボ払いはクレジットカードの利用などが多いため、利用残高はあまり大きくなりづらく対象になるケースは少ないでしょう。

個人再生については、以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方は御覧ください。

返済が難しいと感じたら、まずは弁護士に相談すべき

リボ払いの返済が難しいと感じたら、まずは弁護士に相談することをおすすめします。

上記の通り、任意整理にはさまざまな手続きがあり、借金や収入など債務者の状況によって選択すべき手続きは異なります。

知識の無い人が、状況を踏まえて最適な手続きを選択するのはかなり難しいといえます。弁護士に相談すれば、知識やこれまでの経験も踏まえて、状況に合わせた最適な解決方法をアドバイスしてもらえるでしょう。

また、弁護士に債務整理を依頼すれば他にも以下のようなさまざまなメリットがあります。

  • 弁護士に依頼した時点で債権者からの督促がストップする
  • 任意整理の場合、債権者との交渉を任せられる
  • 手続きがスムーズに進むよう支援してもらえる

初回の相談であれば、無料でできる事務所も多いので、まずは気軽に相談してみましょう。

リボ地獄に陥ってしまう原因とは?リボの危険な仕組み

便利なはずのリボ払いで、リボ地獄と言われる危険な状況に陥ってしまうのは一体、なぜなのでしょうか。

ここでは、リボ地獄に陥ってしまう理由について、詳しく見ていきましょう。

リボ地獄にハマる原因。リボ払いの仕組みに危険が潜んでいる

リボ払いは、毎月の返済額が一定に抑えられ、支払い負担が軽減されるメリットがある一方で、使い方を間違えるとリボ地獄に陥る危険な側面があります。

なぜリボ地獄にハマってしまうのかは、主に以下のような理由が多くなっています。

  • 金利が高い
  • 返済が長期化しやすい
  • 元金の返済が進んでいないことに気づきにくく、危険な状況に気付けない
  • 自動でリボ払いに設定され、利用していることに気付けない

リボ払いの金利は、カードローンなどに比べても非常に高く設定されています。

また金利が高いことに加えて、返済が少額のため、返済のうちの大部分が利息の支払いとなってしまい、元金があまり減らず、結果として、返済期間が長期化しやすい仕組みです。

毎月の返済額が小さいので、返済が厳しい状況にまではなりにくく、気づかないうちに支払残高が膨らんで危険な状況になっていることも少なくありません。

また、リボ払いがクレジットカード支払などでよく利用されることも要因の1つです。

クレジットカードは、今や主婦や学生など収入が少ない人でも、気軽に利用できるようになっています。

通常のカードローンと違い、お金を借りているという実感も湧きづらく、クレジットカード会社もリボ払いでポイント還元するなど、勧められるままに利用してしまう人も多いようです。

クレジットカードの中には、標準的な支払い方法が既にリボ払いに設定されているものもあり、知らず知らずのうちにリボ払いの残高が膨らんでいるケースもあります。

上記のように、リボ払いのメリット面しか知識がない状態で、気軽に利用できてしまうことも、リボ地獄の陥りやすい1つの要因と言えるでしょう。

リボ払いの危険性については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

リボ地獄に陥りやすい人の特徴

次に、リボ地獄の陥りやすい人の特徴を見ていきましょう。

クレジットカードの利用残高が把握できていない

クレジットカードの利用残高がきちんと把握できていない人は、危険だと言えるでしょう。

クレジットカードは気軽に利用しやすく、あまり意識せずに利用している人も多いでしょう。また、大半の場合、支払いは銀行口座からの自動引落しとなるため、利用残高をきっちり把握していない人もいます。

加えて、リボ払いを利用していると、毎月の支払額が少ないため残高不足にもならず、さらに利用残高を気にする機会は少なくなります。

気軽に使っていて、ある日突然、クレジットカードの限度額に達して驚くことも少なくありません。

クレジットカードの利用残高は、クレジットカードの会員ページやアプリなどで簡単に確認できるので、定期的に残高を確認する癖をつけるべきでしょう。

月々の返済残高が少ない

月々の返済残高が少ない場合も、リボ地獄に陥りやすくなります。

これまでご説明した通り、リボ払いの残高が少なければ、それだけ利用残高に充当される金額は少なくなり、残高がなかなか減りません。

具体的にどれほど影響があるか見てみましょう。以下の表は、10万円の借入と50万円の借入で、いずれも月々の支払いを1万円に設定した場合の比較です。金利は15%としています。

10万円借入 50万円借入
月々の返済額 1万円 1万円
1ヶ月に発生する利息 1,250円/月 6,250円/月
返済金の元金充当額 8,750円 3,750円

上表の通り、50万円の借入がある場合、1万円を毎月返済しても、元金は3,750円ずつしか減りません。このままのペースで返済していくと、完済までには11年1ヶ月かかる計算です。

完済するまでの期間は残高に応じて利息がかかりますから、当然支払総額も大きくなります。

リボ払いの場合、クレジットカード会社が指定する最低返済額は低めに設定されていることがほとんどですから、
そのままにしておくことが、どれだけ危険かおわかりいただけるかと思います。

頻繁にリボ払いを利用している

頻繁にリボ払いを利用している場合も注意しましょう。

これまでご説明したとおり、返済金額を低く設定している場合、利用残高はなかなか減りません。頻繁に利用していれば、返済している額に対して利用額の方が多くなってしまい、どんどん残高が膨れ上がってしまいます。

利用する際は、利用と返済のバランスをしっかりと見極めなければいけません。どうやって完済するかを常に意識しながら利用するようにしましょう。

リボ地獄に陥った体験談

では、実際にリボ地獄に陥ってしまった人の体験談をいくつかご紹介します。

【体験談①】30代の女性Aさんの場合

Aさんは、フリーランスとして働く30代の女性です。

なかなか仕事がうまくいかず、お金が回らない状態になっていましたが、まわりへの見栄や自己投資のために、リボ払いでのクレジットカードの利用をくり返し、気付けば2社で90万円程の借金を抱えてしまいます。

さすがに危ないと気づいたAさんは、ご両親から50万円を借り1社を返済。残りの1社は、リゾートバイトで家賃を節約しながら返済し、約4ヶ月で残りを返済したそうです。

「リボ払いを利用していた時はいつ、どれくらい支払えば完済になるか」は全く考えておらず、「目先の返済ができないからリボ払いにしよう」くらいにしか考えなかったのが、失敗だったと振り返っています。

また、フリーランスとして事業をしていたため、近いうちには成功して一括返済できると、楽観的でいたことも反省されています。
参考元:ミニサキ

【体験談②】20代のサラリーマン Bさんの場合

Bさんがリボ払いを始めたのは、10万円の臨時収入がきっかけでした。

臨時収入に気を大きくしたBさんは、現金ではなく使い慣れていないクレジットカードで衝動買いを繰り返します。あっという間に所持金を超える買い物をしてしまったBさんは、リボ払いの存在を知り、利用を開始します。

毎月の支払額が定額で済むリボ払いに安心してしまったBさんは、リボ払いの仕組みを理解することもなく、その後も衝動買いを続け、ついに利用残高は100万円を超えます。

残高に危機感を覚えたBさんは、もう1つ衝撃的な事実に気が付きます。

Bさんは当時、119万円を使用していました。それに対して、返済すべき利用残高は117万円。返済自体は25万円しているのにも関わらず、たった2万円しか元金は減っていませんでした。

ここでようやく、リボ払いの利息について理解したBさんはその後、繰り上げ返済や月々の返済額引上げをすることで、4年以上をかけて返済することになりました。

もし繰り上げ返済などをしていなければ、完済までには11年かかり、支払う利息も50万円近くも多く支払うことになっていたことを思うとゾッとするような話です。
参考元:春太郎ブログ

仕組みを理解して上手に利用!リボ払い利用時に気をつけるポイント

これまで、リボ払いの危険性などについて、詳しく解説してきましたが、一方でリボ払いは月々の支払額を抑え、クレジットカードをうまく活用できる便利な仕組みでもあります。

リボ地獄に陥らず、うまく活用するためには、以下の点に注意していく必要があるでしょう。

  • リボ払いの仕組みを理解して利用する
  • 利用は必要最低限にする
  • 毎月の返済額と残高のバランスを把握する
  • いつ支払いを終えるのかを決めておく

リボ払いの仕組みを理解して利用する

リボ払いを利用する際は、これまで解説した内容を含め、仕組みを理解した上で、利用するようにしましょう。

リボ払いはクレジットカードによって、「返済金額の設定方式」や「リボ払いにする設定」などに、各社違いがあります。

例えば「返済金額の設定方式」には、定額方式と残高スライド方式があり、それぞれ利用残高の減り方や毎月の支払負担が異なります。

また、クレジットカードによっては、利用分が自動的にリボ払いに設定されたり、一定金額を超えた部分がリボ払いに設定される場合もあります。

クレジットカードを利用する際には、リボ払いのルールがどのように規定されているかを規約などで確認し、不明点があれば相談窓口に問い合わせるなど、理解を深めてから利用するようにしてください。

利用は必要最低限にする

リボ払いは気軽に利用すると、どんどん利用残高が蓄積し、支払総額が増えていきます。

月々の返済負担がかなり軽くなるので、利用したくなりますが、意識せず使ってしまうとあっというまに利用残高が膨らんでしまいます。

できるだけ一括払いや分割払いを活用して、どうしても急な出費で対応できない場合など、最低限の利用としておきましょう。

毎月の返済額と残高のバランスを把握する

リボ払いを利用する場合は、現時点での利用残高や返済金額を必ず確認するようにしてください。

リボ払いの場合、毎月の支払額を自由に設定することができますが、何も設定していなければ、基本的には最低返済額が適用されます。

最低返済額は、一般的にかなり低く設定されているため、そのままにしておくと、なかなか残高は減りません。支払残高と返済額のバランスを確認し、適切に返済額を設定するようにしてください。

いつ支払いを終えるのかを決めておく

リボ払いは、いつリボ払いの支払いを終えるのかをしっかり決めておくことがポイントです。

リボ払いは、返済金額が少ないため負担が少なく感じるような仕組みです。はじめは少しだけのつもりでも、毎月のようにリボ払いを利用してしまい、いつになったら払い終えるのかもわからなくなってしまうことも少なくありません。

リボ払いを利用する際には、一括返済も含めてどんな資金でいつ払い終わるのかをしっかりとシミュレーションした上で利用するのがポイントです。

余裕資金がある場合は、繰り上げ返済を積極的に!

リボ払いとうまく付き合っていくコツは、できるだけ利用残高を早く減らすことです。

毎月少しずつ払っていれば問題ない仕組みですが、それでは手数料の分、支払総額は膨らんでいってしまいます。

臨時収入があったり、少しでも余裕があるときには積極的に繰り上げ返済を行ったり、リボ払いの返済金額を上げたりと、利用残高を極力減らすことを意識するといいでしょう。

まとめ

今でもリボ払いを気楽に利用したがために、気づかないうちに大きな借金を背負い、返済に苦しむ人が多くいます。

リボ払いは月々の返済負担を減らし、気楽に利用できる便利なものですが、しっかりと仕組みを理解し、うまく付き合わなければ、大きな借金を背負いかねない危険なものです。

そのまま返済を続けていても、返済期間はかなり長期に及び、支払う利息も膨大なものになってしまいます。最悪の場合、返済に行き詰まることにもなりかねませんので、速やかに手をうつ必要があるでしょう。

まずは、以下のような方法で返済期間をできるだけ短くできないかを検討してみてください。

  • 一括返済する
  • 繰り上げ返済で返済期間を短縮する
  • 月々の返済額を増やし返済期間を短縮する

すでに月々の返済だけでも厳しいという状況であれば、一度弁護士に相談し、債務整理を検討してみてください。債務整理なら、借金自体の減額や返済免除も可能ですので、リボ地獄から抜け出すことも可能です。

相談無料の事務所も多いので、まずは気軽に相談してみましょう。

リボ払いに関するよくある質問

リボ地獄から抜け出すにはどんな方法がありますか?

リボ地獄から抜け出すには、繰り上げ返済や月々の返済額の引上げなどでできるだけ早く利用残高を減らすことが重要です。
金利の低いローンへ借り換えるのも有効でしょう。

繰り上げ返済や月々の返済額を引き上げる余裕がありません。どうすればいいでしょうか。

すでに返済目処が立たない状況になっているので、債務整理を検討したほうがいいでしょう。
債務整理は債務者の状況によって最適な手続きが異なるため、まずは弁護士に相談することをおすすめします。
STEP債務整理「債務整理が得意なおすすめの弁護士を紹介」

債務整理にはどんな手続きがあるんですか?

債務整理には、「任意整理」「自己破産」「個人再生」があります。
リボ地獄に陥っている人の場合、利息負担が大きいことが返済目処が立たない理由となっているケースが多いので、将来の利息が免除されデメリットも小さい「任意整理」がおすすめです。

リボ払いはなぜ危険なんですか?

リボ払いは月々の返済が楽になる便利な仕組みですが、金利が高く返済額が低いので、元金がなかなか減りません。
加えて、クレジットカードなどでよく用いられることから、借金をしているという認識も薄くなりやすく、気づいたときには返済できないほど残高が膨らんでしまうといったことも少なくありません。

リボ払いの利用残高が分からないときはどうしたらよいですか?

カード会社の会員サイトや、電話での窓口に問い合わせをすれば教えてもらえますので問い合わせてみてください。

阿部 由羅
所属事務所
ゆら総合法律事務所
所属弁護士会
第二東京弁護士会
登録番号
54491
経歴

東京大学法学部卒業・同法科大学院修了
2016年12月 弁護士登録(69期)
2016年12月~2019年12月 西村あさひ法律事務所(不動産・金融・一般企業法務など)
2020年1月~2020年10月 外資系金融機関法務部
2020年11月 ゆら総合法律事務所 開設

弁護士登録後、西村あさひ法律事務所入所。不動産ファイナンス(流動化・REITなど)・証券化取引・金融規制等のファイナンス関連業務を専門的に取り扱う。民法改正・個人情報保護法関連・その他一般企業法務への対応多数。

同事務所退職後は、外資系金融機関法務部にて、プライベートバンキング・キャピタルマーケット・ファンド・デリバティブ取引などについてリーガル面からのサポートを担当。

弁護士業務と並行して、法律に関する解説記事を各種メディアに寄稿中。

重すぎる債務は、生活を大きく圧迫するだけでなく、精神的にも大きな負担となってしまいます。完済の見込みがつかない借金を返し続けるよりも、一度債務整理を行い、経済的にも心理的にも新たにスタートを切ってみてはいかがでしょうか。
債務整理を行う際には、債務者の方のご状況やニーズに合わせた手続きの選択や対応が必要になります。困難な状況に陥ってしまった方でも、債務の問題を解決するための糸口はきっと見つかります。円滑な債務整理を実現するために、弁護士として親身になってサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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