闇金問題は債務整理ではなく闇金専門事務所へ!闇金の見分け方や闇金以外の借金がある時の解決法も解説

すぐにお金が必要だったので「即日振込!」という宣伝文句につられてお金を借りたら闇金だったようです。ネットで借金問題は債務整理で解決できると見たのですが、闇金も債務整理で解決できますか?

闇金は法律を無視した悪徳業者なので、債務整理をしても督促は止まらず、解決には至れません。闇金問題を解決したいなら闇金専門の弁護士や司法書士に相談しましょう。早ければ即日督促をストップしてくれます。

なるほど。実は闇金以外からもお金を借りているのですが、まとめて解決する方法はないですか?

闇金問題と正規の貸金業者からの借金問題では、解決法が異なります。まとめて対応してくれる事務所もあるので、まずは闇金専門の弁護士や司法書士に相談し、その際に他にも借金があることを伝えてください。

一度闇金から借りてしまうと、法外な利息を請求され、なかなか完済できず追いつめられてしまう人もいるでしょう。

滞納すると執拗な取り立てにあい、自分の力だけで解決するのは非常に困難です。

闇金問題の解決には、スピードと豊富な経験が不可欠なため、闇金専門の弁護士や司法書士に依頼するのが一番の近道です。

闇金から借りてしまったと気づいたら、すぐにでも闇金専門の弁護士や司法書士に相談しましょう。

この記事でわかること
  • 闇金からの借金は債務整理で解決できない。
  • 闇金からの借金は闇金専門の弁護士や司法書士に相談しよう。
  • 闇金問題解決後、正規の貸金業者からの借金は債務整理専門の弁護士や司法書士に依頼し債務整理で解決しよう。
目次
  1. 闇金からの借金は債務整理で解決できない
  2. 闇金からの借金は闇金専門の弁護士や司法書士に相談しよう
  3. 借入先が闇金か確認する方法
  4. 闇金以外にも正規の貸金業者から借りている場合の解決法
  5. まとめ

闇金からの借金は債務整理で解決できない

債務整理とは国が認めた債務者の救済措置で、債務整理することで債務者は借金の負担を大幅に減らせます。

借入先が正規の貸金業者であれば債務整理で借金問題を解決できますが、闇金は法律を無視した悪徳業者のため、闇金からの借金を債務整理で解決するのは難しいです。

なぜ、闇金からの借金は債務整理で解決できないのか?

次の項目から詳しくお伝えします。

闇金は任意整理の交渉に応じない

借入先が正規の貸金業者であれば、任意整理することで将来利息カットや滞納分の分割払いができます。

しかし闇金は任意整理の交渉に応じてくれず、利息カットや滞納分の分割払いを認めてくれません。

それどころか、闇金対応に不慣れな弁護士が間に入って交渉すると、闇金から報復を受ける可能性もありおすすめできません。

自己破産や個人再生しても闇金からの督促は止まらない

借入先が正規の貸金業者であれば、自己破産をして裁判所が免責許可を下ろしてくれると、借金の返済義務をなくせます。

また、個人再生をして裁判所に再生計画が認可されれば、借金を1/5~1/10程に圧縮し3~5年で分割返済できます。

しかし闇金は自己破産をして返済義務をなくしても、無関係に返済を求めてきます。

また個人再生をしても、圧縮前の金額全額に加えて法外な利息の支払いを求めてきます。

そもそも闇金からの借金は返済義務がない

闇金の取立て行為が悪質な場合、貸付自体が公序良俗に反するとして、貸付金が不法原因給付とみなされます。

※不法原因給付・・・違法な原因に基づいておこなわれた給付のこと。

不法原因給付とみなされると、借金が無効になります。

よって、悪質な取立てをおこなう闇金からの借金はそもそも返済義務がないといえます。

闇金からの借金は闇金専門の弁護士や司法書士に相談しよう

闇金はあの手この手で利用者の返済を遅らせ、いつまでも完済できないように仕向けます。

逃げても法律を無視して執拗な取立てをおこなうので、自分の力だけで解決するのはほぼ不可能です。

闇金問題は、必ず闇金問題を専門に扱っている弁護士や司法書士に相談しましょう。

なぜ闇金専門の弁護士や司法書士に相談するのがよいのか?

次の項目から詳しくお伝えします。

警察は民事不介入のため対処してくれない場合がある

「闇金が違法業者なら、警察に相談すれば対応してくれるのでは?」と思う人もいるでしょう。

しかし民事不介入といって、警察は個人間のトラブルに介入すべきではないという原則があります。

業者から借入しただけでは業者が犯罪者だと断定できないため、警察が対応してくれることは少ないです。

ただし取立て行為に問題があれば事件性があると認められ、警察が動くこともあります。

例えば以下のような取立て行為があれば、すぐに警察に相談しましょう。

  • 深夜や早朝に取立てをおこなう。
  • 家族など本人以外に返済を指示する。
  • 暴力を伴う取立てをおこなう。
  • 自宅に侵入される。

また業者による犯罪行為があった場合、何らかの証拠があれば業者からの実害があることを証明できるため、警察が積極的に動いてくれます。

たとえば自宅の玄関が蹴られたり暴言により脅迫された場合は、スマホやボイスレコーダーで録画や録音をすると証拠となります。

また、着信履歴や契約書なども証拠として利用できます。

ただし、被害届が受理されてもすぐに動いてもらえないこともあるため、確実に早く解決したいのであればやはり弁護士や司法書士に依頼することをおすすめします。

闇金の対応実績豊富な弁護士や司法書士が闇金と交渉し督促を止めてくれる

闇金の対応実績が豊富な弁護士や司法書士に依頼すれば、早い場合は即日督促電話や迷惑行為が停止します。

その後、弁護士や司法書士が債務者に代わって返済拒否の交渉をおこないます。

実際、弁護士や司法書士が介入すると取立てを諦める業者が多いといわれています。

もし受任通知を送った後も取立てが続く場合、弁護士や司法書士が闇金業者の実態を調べ、証拠を集めて刑事告訴してくれる場合もあります。

ただし、弁護士や司法書士にとっても闇金業者は進んで対応したい相手ではないため、闇金問題の相談は断られる場合も多いです。

また引き受けてくれたとしても、闇金対応に不慣れな弁護士や司法書士に依頼した場合、解決するどころか闇金からの報復を受ける可能性もあります。

そういった事態を避けるためにも、闇金問題の相談をする際は闇金の対応実績豊富な弁護士や司法書士に依頼することが大切です。

被害回復分配金の支払手続きも依頼することで闇金に支払った金銭が戻ってくる可能性も

本来、闇金に支払った金銭は不当利得にあたるため返還請求できますが「支払ったお金は不当利益なので返してください」と言ったところで応じてくれる闇金業者はいないでしょう。

しかし、被害回復分配金の支払手続きをすることで、闇金に支払った金銭を回収できる可能性があります。

被害回復分配金の支払手続きとは、振り込め詐欺救済法に基づき闇金などの犯罪組織が利用した銀行口座を凍結させ、口座の残高を届出のあった被害者に分配する制度です。

闇金被害にあったと気づいたら、警察に被害届を出した上で闇金専門の弁護士や司法書士に被害回復分配金の支払手続きを依頼しましょう。

配当を受けるには犯罪組織が利用した口座にお金が残っている必要があるため、実際には闇金に支払った金銭を回収するのは難しいケースが多いです。

しかし、回収できる可能性もあるため、被害回復分配金の支払手続きを積極的におこなう事務所もあります。依頼前に担当弁護士や司法書士に相談するとよいでしょう。

闇金対応を弁護士や司法書士に依頼した場合の費用は1社あたり約4〜6万円

弁護士や司法書士に闇金問題の解決を依頼した場合、支払う費用はおよそ4~6万円です。

闇金専門の法律事務所は、着手金を無料にしていたり、費用の後払いや分割払いが可能なことも多いです。

無料相談を受付けている事務所も多いので、まずは一度相談することをおすすめします。

闇金対応を弁護士や司法書士に依頼した場合の流れ

まずは闇金専門の弁護士や司法書士に相談しましょう。

その際は、あらかじめ以下のような情報をまとめておくと相談がスムーズです。

  • 闇金業者の名称や電話・FAX番号
  • 闇金業者が指定している振込先の口座番号
  • 借入日時および借入金額
  • 返済条件(利息7~10日●●円・利率・返済期日など)
  • 返済日時および返済金額

また、以下のような資料もあれば証拠として提出しましょう。

  • 闇金業者の名刺
  • 闇金からの着信履歴
  • 返済した時の振込明細書
  • 闇金業者による犯罪行為があった証拠(スマホ・ボイスレコーダーの録画・録音)

依頼する事務所を決めて契約が成立すると、弁護士や司法書士が闇金業者に受任通知を送付します。

受任通知を受け取ると、闇金業者は債務者に対して取立てできなくなります。

その後、弁護士や司法書士が債務者に代わって返済拒否の交渉をおこないます。

借入先が闇金か確認する方法

闇金の中には有名な街金とよく似た名前を騙る業者もあるため、借りている業者が闇金なのか正規の貸金業者なのか、見分けづらいことも多いです。

次の項目から闇金と正規の貸金業者を見分ける方法について詳しく紹介しますので参考にしてください。

正規の貸金業者は金融庁のサイトで検索できる

正規の貸金業者は必ず貸金業登録を済ませており、業者固有の登録番号を持っています。

そのため、そもそも登録番号を掲載していない業者は闇金の可能性が高いです。

また、業者が公開している登録番号を以下の金融庁サイト内の「登録貸金業者情報検索サービス」で検索すれば、架空の登録番号を掲載している闇金業者を見分けられます。

参照:登録貸金業者情報検索サービス | 金融庁

なお、闇金の中には別業者の登録番号を詐称しているケースもあるため、上記の金融庁サイトで調べた住所・番号に問合せて確認するとよいでしょう。

正規の貸金業者の中にも悪徳業者が存在するので注意

登録番号から正規の業者だと確認できても、まだ安心はできません。

正規の貸金業者の中には「うちでは貸せないが、他の店を紹介する」などと闇金へ誘導するような悪徳業者も含まれています。

以下の点にあてはまるような業者には注意しましょう。

  • インターネットで名前を検索しても、まったく情報が見つからない。
  • 「ブラックでも融資OK」などと甘い言葉で誘う。
  • 電話やFAXでしか申込みができない。
  • 申込手続きをする前から「貸します」と断言する。
  • 金利・利息・返済方法・手数料・遅延損害金などの説明がない。
  • 契約書を交付しない。
  • 申込みがあまりにも簡単できちんと審査している雰囲気がない。

少しでも不審な点があれば、早急に弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。

闇金は日本貸金業協会のサイトで検索できる

自分が借りている業者が闇金かもしれないと思ったら、以下の日本貸金業協会のサイトで検索してみましょう。
参照:ヤミ金被害の実例と悪質業者の検索 【借金・借入について】 | 日本貸金業協会

ただし、すべての闇金業者が上記のサイトに登録されているとは限りません。

登録がなかったとしても安心せず、少しでも不審な点があれば、早急に弁護士や司法書士に相談しましょう。

闇金業者の特徴

日本貸金業協会のサイトで検索する以外にも、闇金を見分けるポイントはいくつかあります。

以下の点に当てはまるなら借入先の業者は闇金の可能性が高いといえます。

  • 金利が年20%を超えている。
  • 金利は低いが高額な手数料を徴収される。
  • 営業時間が異様に短い。
  • 連絡先が携帯の番号。
  • 「ブラックでもOK」「審査なし」「未成年でもOK」といった宣伝文句を使う。

心当たりがある場合、早急に弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。

闇金以外にも正規の貸金業者から借りている場合の解決法

闇金被害に遭う人のほとんどが、他にも借金があり、

  • 借金が年収の1/3を超えている。
  • 過去に借金滞納や債務整理をしたことで、信用情報に事故情報が載っている。

などの理由で正規の貸金業者から借りれないため闇金に手を出してしまいます。

闇金以外にも正規の貸金業者から借りている場合、闇金問題だけを解決しても根本的な問題は解消されません。

次の項目から、闇金と正規の貸金業者両方から借入している場合の解決法について、詳しく説明します。

まずは闇金対応を闇金専門の弁護士や司法書士に依頼する

闇金と正規の貸金業者では、借金の解決法が異なります。

まず初めに闇金問題を闇金専門の弁護士や司法書士へ依頼しましょう。

そして闇金問題を解決したのち、正規の貸金業者からの借金は債務整理専門の弁護士や司法書士へ債務整理を依頼して解決しましょう。

実は、債務整理専門の弁護士や司法書士の中には、闇金から借りているという理由で債務整理の依頼を断る事務所もあります。

闇金問題が解決しない状態で債務整理をしても、債務者が取立てを恐れて闇金への返済を優先した場合、正規の貸金業者への返済が滞る可能性があるからです。

債務整理後に返済が滞れば、正規の貸金業者からの督促を受け、再び債務整理が必要になり意味がありません。

そのため「まず先に闇金問題を解決してから債務整理をする」という順番を守ることが大切です。

闇金問題解決後、債務整理専門の弁護士や司法書士に依頼し債務整理で解決する

闇金問題解決後、正規の貸金業者からの借金は債務整理で解決しましょう。

闇金専門の法律事務所の中には、債務整理案件も請負う事務所が多数存在します。

同じ事務所で依頼する場合、

  • 一つの事務所で手続きが完結するので借金問題全体の解決が早い。
  • 費用を割引してくれる場合がある。

などのメリットがあるので、闇金問題を相談する際、債務整理の実績や料金体系なども合わせて問合せるとよいでしょう。

【状況別】債務整理3つの方法

弁護士や司法書士に依頼しておこなう債務整理には、主に以下の3つの方法があります。

任意整理 借金を無理なく払える金額で月々分割して返済できるように、弁護士や司法書士が業者と直接交渉する。
自己破産 裁判所を介しておこなう手続きで、20万以上の価値がある財産をすべて手放す代わりに借金の支払いを免除してもらう。
個人再生 裁判所を介しておこなう手続きで、20万以上の価値がある財産を手放さずに借金を約1/5に圧縮し、3~5年で分割して完済を目指す。

任意整理・自己破産・個人再生についてさらに詳しく知りたい場合は、以下の関連記事を参考にしてください。

当サイトでは闇金対応・債務整理どちらも依頼できる弁護士の紹介に加え、大まかな借金額を入力するだけで減額金額がわかる「借金減額診断ツール」を無料で提供しています。

債務整理で自分の借金がどのくらい減るのか本当に返せない借金を解消できるのか、気になる方はぜひ、ご活用ください。

10年以上前からの借金なら過払金が出る可能性もある

過払金とは払い過ぎた利息のことで、過払金がある場合は借金残高が減ったり、お金が戻ってくる場合もあります。

「2010年6月18日以前」から借りている場合、過払金が発生している可能性があります。

弁護士や司法書士に相談すると、過払金が出る可能性があるか簡単に調べてもらえるので、借入開始時期が曖昧な場合なども、一度相談してみることをおすすめします。

滞納期間5年以上の借金なら時効援用で払わなくて済む可能性もある

以下の3つの条件に全て該当する場合、借金が時効になっている可能性があります。

  • 5年以上の間、一円も返済していない。
  • 5年以上の間、債権者と直接会って、もしくは電話で話しをしていない。
  • 滞納が始まってから一度も裁判を起こされていない、もしくは裁判を起こされてから10年以上経過している。

借金が時効になっていた場合、自動的に借金が消滅するわけではなく、時効援用をすれば借金を払わなくて済む可能性があります。

時効援用は債権者と直接話すことで「債務の承認」とみなされ、時効が中断してしまうこともあるため、自分でおこなうのは非常に難しいです。

弁護士や司法書士に相談すれば、時効援用で解決できるか調べたうえで、手続きを依頼できます。

もし自分で取り寄せた信用情報や以前債権者から届いた通知が手元に残っていたら、時効が成立しているか調べる上で重要な資料になるので大切に保管しておきましょう。

また書類がなくても弁護士や司法書士に依頼できるので安心してください。

時効が成立する条件や時効援用については、こちらの記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。

まとめ

闇金はあの手この手で返済を遅らせいつまでも完済できないよう仕向けたり、滞納すれば執拗な取立てで債務者を追いつめます。

法律を無視した悪徳業者のため、自分の力だけで解決するのは非常に困難です。

闇金の被害を最小限に抑えたいなら、闇金から借りてしまったと気づいたらすぐに闇金専門の弁護士や司法書士に相談しましょう。

そのうえで、正規の貸金業者からの借金も債務整理専門の弁護士や司法書士に依頼し、しっかりと解決することが大切です。

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