借金の自転車操業は危険!早い段階で取るべき対策や借金を減らすための手段を解説

今実は、借金の自転車操業に陥っているのですが、どうすればいいのでしょうか…?

そうですね。まずは家計の支出を見直して収入からきちんと返済をすることでしょう。他にはおまとめローンを活用するという手もあります。

なるほど。でももう、自分の収入ではどうにもならなさそうで…。

その場合は、債務整理で借金を減らすしかありませんね。債務整理をして、一旦借金生活をリセットするのが良いでしょう。

債務整理をすればいいんですね。一般的には、どのくらい借金が増えたら債務整理をするものなのですか?

債務整理をする金額には決まりがありません。早ければ早い方が、無駄な支出をせずに借金をカットできるので得といえるでしょう。借金の返済が厳しいと感じたら、自転車操業になる前に債務整理を検討するのが理想です。

そうなんですね。もう少し早く債務整理を考えていればよかったです…。

とはいえ、自転車操業になってから経済状況を立て直せた方もいるので、安心してください。

そうなんですか!それなら、これからでも債務整理をしてみようと思います!

借金の自転車操業にお困りではありませんか?借金の返済が苦しくなると、つい他の借金で補填したくなるものです。
しかし、借金の自転車操業は長く続きません。
自転車操業はすればするほど、利息が膨らみ返済が難しくなります。

さらに、借金を滞納すれば2ヶ月ほどでブラックリストに載るため、新たな借り入れが難しくなるでしょう。
結果的により一層家計が圧迫され、最終的には首が回らなくなってしまうのです。

しかし、そんな自転車操業を解決する方法があります。
それは家計の収支見直しやおまとめローン、もしくは債務整理です。

特にどうしても返済のめどが立たない場合は、早い段階で債務整理することをオススメします。
債務整理すれば、法的な手続きで借金を減額できます。
借金の自転車操業は長引かせず、どこかでケリをつける必要があります。

この記事でわかること
  • 借金の自転車操業は長く続かない
  • 借金の自転車操業を解決できるのは収支の見直し・おまとめローン・債務整理
  • 実際に自転車操業から脱出できた事例もある
  • 返済が難しいと感じた段階で債務整理を検討するのがベスト
  • 無料相談できる法律事務所もある

借金の自転車操業は3つの方法で解決できる

借金の自転車操業から抜け出す方法は、主に以下の3つです。

  • 家計の収支を見直す
  • おまとめローンを活用する
  • 債務整理をする

上から順に、実践しやすい方法といえます。
また、どの方法にしても、早めに行動に移すに越したことはありません。
借金の負担が家計を大きく圧迫する前に対策を取れば、容易に経済状況を立て直せる可能性が高いです。

家計の支出を見直す

1つめの方法は、家計の支出を見直すことです。
基本的なことではありますが、家計簿をつけて本格的に収支を管理することは大切です。
面倒に思えても、一度やってみることをオススメします。

まずは家計簿をつけましょう。
近年では家計簿用のスマホアプリもあるので、こうしたものを利用してもいいかもしれません。

細かく入支出をつけたあとは、借金の返済以外で必要以上に支出が多くなっていないか見直します。
たとえば外食にかかるお金や交際費、趣味にあてる費用を抑えることで、月々1万円でも捻出できるかもしれません。

また、電気代や通信費、家賃など毎月一定額がかかる支出を見直すのも有効です。
たとえばスマホと電気代をセットにして割引を適用させたり、格安スマホに機種変更するなど。
こうした支出を抑えるだけでも収支のバランスが変わるはずです。

なお、自分で見直すのが難しい場合は第三者に相談してアドバイスをもらうのもおススメです。
家族など身近な人はもちろん、「日本クレジットカウンセリング協会」といった消費者の金銭的な相談を受け付けている団体もあります。

おまとめローンを活用する

複数の金融業者から借り入れをしている場合、おまとめローン複数社からの借り入れを、1社からの借り入れにまとめること。フリーローンをまとめることもあれば、おまとめローン専用商品をまとめるケースもあります。を活用して借金を一本化することも有効です。

借り入れをしている貸金業者よりも金利の低いところで借金を一本化すれば、その分利息の返済額がおさえられます。
結果的に月額の返済額が減り、負担が軽くなることも。

また、借金を一本化することで残高や返済計画が確認しやすく、支払いの管理もしやすいというメリットがあります。
支払額を明確にしておけば、月ごとの収支計画も立てやすいでしょう。

ただし、おまとめローンを使うには以下の注意点もあります。

  • 総借入額が大きくなるため審査は難しくなる
  • すでにブラックリスト入りしていて借り入れが難しい人には向かない
  • かえって総返済額が大きくなる場合も

おまとめローンは、まず現在ある借金の返済額を1社からまとめて借り入れします。
そして個別に返済したあと、1社に対して返済をしていくという流れです。
つまり初めに借金の総額にあたる借り入れをする必要があります。
当然、今ある借金の総額が大きいほど審査は厳しくなることを想定しておきましょう。

また、すでにブラックリストに入っている方は借り入れ自体が難しいでしょう。
借金返済を延滞し、内容証明が送られてきた方はすでにブラックリストに入っている可能性があります。

そして、おまとめローンをする際は、金利の低い貸金業者を選びましょう。
金利の高い貸金業者を選ぶと、かえって総返済額が当初よりも高くなる可能性があるので注意が必要です。

債務整理手続きを行なう

これまでご紹介した対処をしても返済が難しければ、債務整理経済的に債務の返済や支払いの困難な人のために、債務を減免する法的手続きのこと。主に債務整理・個人再生・自己破産の2種類があります。を行ないましょう。

債務整理には、将来利息を減らせる任意整理から借金を大幅に減額できる個人再生、借金を全て免除できる自己破産まで3つの手続きがあります。
自身の借金の額や経済状況に応じて手続きを選択すれば、自転車操業の状態をリセットできるでしょう。

なお、借金を減らす、または帳消しにする方法は、債務整理のみです。
債務整理は一括請求を受けている人も、督促を受けている人も利用できます。

債務整理にかかる費用と相場は?お金がなくても手続きはできます!

借金の自転車操業から脱出できた人の事例

一度は借金の自転車操業に陥ったものの、無事にそこから脱出できた人は多くいます。
ではここから、さまざまな手段で自転車操業から脱した人の事例を見ていきましょう。

会計を見直して自転車操業から脱出

家計の収支を見直して、借金の自転車操業から脱出した事例です。
Aさんには約140万円の借金があり、月の収入は20万円程度でした。
自分では収支の見直しが難しかったので、日本クレジットカウンセリング協会に相談。

協会のアドバイスに従って家計簿の記入を習慣づけ、スマホのプランを変更するに至りました。
プラン変更により固定費を削減し、支出を抑えることに成功。
また税金の滞納があったものの、役所と相談して分納することになりました。

これらの取り組みの結果、支出を抑えつつ生活でき、無事に借金も完済できました。

おまとめローンで月々の返済を減らし家計を立て直した事例

おまとめローンで家計を立て直した事例です。
Sさんは合計600万円の借金があり、毎月の返済額が9万円以上でした。
収入に対して返済額の負担が大きかったため、おまとめローンで借金を一本化。

返済計画も立て直し、月額9万円以上あった返済額を6.3万円まで抑えられました。
この結果、毎月の生活に余裕が生まれ、計画的な返済が実現できたのです。

ただしこの事例では返済が長期化して月々の返済額を抑えているため、利息も含めた総返済額は当初よりも大きくなっている可能性があります。

債務整理で自転車操業から脱出

最後は債務整理で自転車操業から脱出できた事例です。
Mさんは350万円の借金があり、毎月複数の貸金業者に合計8.8万円を返済していました。
そこで任意整理を実施し、将来利息として支払う予定だった260万円の減額に成功したのです。
結果的に毎月の支払額は約4万円に減額でき、約2年半で借金完済となりました。

この他にも、550万円あった借金が自己破産で0円になった事例などがあります。

150万円の借金は任意整理でこれだけ減らせる!借入社数・金利・年数別の減額金額をわかりやすく解説

借金の自転車操業は長く続かない

借金の自転車操業は長く続かない上に、以下のようなリスクがあります。

  • 借金の根本的な解決にならない
  • 返すお金が増えていく
  • 借り入れができなくなる

そのため返済が難しいと感じたら、新たな借金で返済しようとせず、早めに根本的な解決策を実施することが重要です。

自転車操業は借金の根本的な解決になっていない

借金の自転車操業は、いわゆる借金を繰り返している状態です。
この状態は返済を先延ばしにしているにすぎません。
借金は一切減っていないので、根本的な解決とはいえないのです。

返すお金が増えていく

自転車操業に陥ると、借金を借金で返すことになります。
借金には利息が付くため、その分返済額が徐々に大きくなっていくのです。
たとえば元は100万円だった借金が、自転車操業を繰り返すうちに利息込みで150万円以上に膨らんでしまうことも珍しくありません。

元々返済が難しい額だったにも関わらず、さらに利息が上乗せすることでより返済は難しくなるでしょう。
家計が圧迫され、最終的には首が回らなくなってしまいます。

借り入れができなくなる

万が一借金の返済滞納があれば2ヶ月程度でブラックリスト信用情報機関の管理する個人の信用情報に、傷が付いた状態のこと。ブラックリストに載ると、一定期間新たな借り入れやカードの作成が難しくなります。に載り、借り入れができなくなります。

ブラックリストに載ると、他の金融機関からも借り入れができなくなります。
つまり返済が滞れば、自転車操業はすぐに成り立たなくなるのです。

またブラックリストに載っていなくても、「総重規制」貸金業法により定められている貸し付けのルールのこと。年収の3分の1以上は貸し付けしてはいけないというルールです。により借り入れができなくなることもあります。

借金が返済できなくなり滞納を続けると、裁判を起こされたり、差し押さえをされるケースもあります。
差し押さえをされると、自分の財産を強制的に借金返済にあてることになります。
そうなる前に、債務整理で計画的な返済計画を立てることが重要です。

借金の自転車操業に陥ったらすぐにでも債務整理を検討

借金の自転車操業に陥ったら、すぐにでも債務整理をしましょう。
最も良いのは、自転車操業に陥る前に債務整理で借金を減らし、生活に余裕を持った上で完済することです。

借金の自転車操業は、すでに自分の資金では借金を返済できない状況です。
借金を借金で返しても、根本的な解決にはなりません。
いずれ借金で補う返済には限界がおとずれます。
また、自転車操業を続けると、無駄な利息を払うことにもなります。
元金だけでなく利息も払わなければいけない状況になり、事態は悪化するばかりです。

そのため、債務整理は早い段階で検討するに越したことはありません。

債務整理は早い段階で行なうのがベスト

家計への負担が少ない段階で債務整理をすればするほど、メリットが大きいといえます。

たとえば任意整理を希望する場合、相手との交渉が必要です。
すでに裁判を起こされていたり、差し押さえが決まっている状態では交渉の余地がないこともしばしば。
しかし早い段階で交渉すれば、貸金業者も建設的に応じてくれる可能性が高いでしょう。

また、早い段階で債務整理をすれば、総返済額を最小限に抑えられます。
自転車操業は期間が長引くほど利息が付き、返済額も知らない内に膨らんでいるものです。
当然、払ってしまったものは取り戻せません。
しかし早い段階で債務整理をすれば、借金そのものや利息を減らせます。
そのため、払わずに済むお金が大きくなるのです。

債務整理をすれば、財産の差し押さえを防げる場合もあります。
自分の生活や家族を守るための手段としても、債務整理は有効です。
 

債務整理は消費者を守る法的な手段

債務整理は、合法的に借金を減免できる手段です。
借り逃げなどとは異なり、正式に借金を減らすことができます。

債務整理をするとブラックリストに載る期間はあるものの、債務整理を機に家計を立て直せます。
新たな借金の必要がなければ、ブラックリストに載るデメリットもさほど深刻ではないはずです。

また、他の人に債務整理がバレることはほぼあり得ません。
職場の人や、家族にすら内緒で債務整理することも可能です。
債務整理には悪いイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし、債務整理をすれば確実に生活を立て直せるのです。

借金が苦しくなったら積極的に活用するべき手段といえます。

相談無料の弁護士事務所に相談するのもオススメ

場合によっては、弁護士に債務整理手続きの代理人を依頼するのもオススメです。

債務整理は自分でも手続きできます。
しかし、中には難しいと感じる人もいるでしょう。
特に任意整理は相手との直接交渉が必要です。

自分で手続きするのが不安なときは、弁護士に相談すると良いでしょう。
弁護士は債務整理に詳しいだけでなく、交渉の専門家でもあります。
契約者本人が任意整理をしようとするとまともに取り合ってもらえないこともありますが、弁護士が代理人に立てばそのような心配はありません。

また、債務整理をしている間は一般的に貸金業者からの督促も止まります。
返済も一時的にストップするので、契約者は弁護士に任せて安心して生活できるのも大きなメリットです。

なお、債務整理を弁護士に依頼すると、費用がかかります。
しかし近年では相談無料できる法律事務所も多数。
分割の後払いに対応している事務所も増えています。
現在は借金の返済でいっぱいいっぱいでも、後払いなら債務整理で生活に余裕が生まれ、報酬を払える可能性は大いにあるでしょう。

借金の自転車操業を無理に続けても、状況は好転しません。
まずは信頼できるお近くの法律事務所に、債務整理の相談をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事のまとめ
  • 借金の自転車操業は3つの手段で抜け出せる
  • 家計を見直しても返済が難しければすぐにでも債務整理を検討
  • 借金の自転車操業は長く続かない
  • 早めに債務整理をすれば自分の財産を守れる
  • 手続きが不安な方は弁護士に相談するのがオススメ

借金の自転車操業は、その場しのぎにしかならない返済方法です。
それどころか、利息が増えてより生活を圧迫されるなど、状況を悪化させてしまいます。
自転車操業から抜け出すには、まず収支の見直しをしましょう。
複数の貸金業者を利用しているなら、おまとめローンを活用するのもオススメです。

もしこれらではどうにもならないほど返済額が大きい場合は、早急に債務整理を検討すると良いでしょう。
債務整理は借金を減らす、または免除できる唯一の方法です。
自転車操業から抜け出し、生活を一新するためにもぜひご検討ください。